アメリカ銀行口座(3)クレカが得か、デビットカードが得か? 手数料とマイレージ。

あまり知られていませんがクレジットカードは両替手数料が高額です。

手数料率、VISA/ MasterCard, 1.63%. JCB, 1.60%. AMERICAN EXPRESS, 2.00%

2万ドル使った場合の手数料は、デビットカードがお得です。

 

1.JALカード(VISA)、e-JALポイント使用の場合

手数料 17,600円、0.9%

e-JALポイント(1万マイル交換の場合, 1ポイント=1円) 1マイル=1.5ポイント=1.5円

マイレージ還元率 1マイル/200円 = 1.5円/200円 = 0.75%

両替手数料 $20,000 x 1.63% = $326 

マイル還元 $20,000 x 0.75% = $150

手数料率 ($326 - $150) / $20,000 = $176 / $20,000 = 0.88%

$1 ≒ ¥100で計算

 

2. Debit card (union bank)使用の場合 

手数料 ¥5,500 , 0.3%

為替手数料(マネパ) 0.2円 / $1 = ¥4000 / $20,000 

外貨出金手数料(マネパ) 0円/回 (2万ドル以上は無料) 

海外送金手数料(プレスティアGold)0円

リフティングチャージ(Union Bank) $15 

手数料 = ¥4000 + $15.00 ≒ ¥5,500

$1 ≒ ¥100で計算

 

デビッドカードは両替送金の手間が必要ですが、マイルを考慮しても手数料は1/3以下ですね。

 

米国では日本発行のクレカが使えないことがしばしばあります。ガソリンスタンドはまず不可能、オンラインショッピングの支払いに使えないこともしばしばあるようです。なので我が家ではデビットに統一して使ってます。

 

 

関連ページ

米国銀行口座(1)日本にいながら口座を作れるUnion Bankの利用法

米国銀行口座(2)日本国内の銀行から海外口座への送金。

米国銀行口座(3)クレカが得か、デビッドカードが得か? 為替・送金手数料とマイレージ。

 

 

2017-03-12

 

2017-12-06 追記 外貨出金手数料(マネパ)に間違いがあり、訂正しました。

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自己紹介

飛田 哲朗 Tetsuro Hida

名古屋で脊椎外科医の仕事の傍ら、サルコペニアの研究をしています。

2017年-2018年 アメリカのサンディエゴに、家族連れで臨床留学しました。 

 

好きなテレビ:

未来世紀ジパング

 

池上彰さんが出る回とか、最高ですね。テレ東経済番組の面白さは安定してます。

 

好きな映画:

アメリカのSF映画。遺伝子エリートと雑草魂の葛藤がたまりません。同じアンドリュー・ニコル監督の「In Time(タイム)」もいいですね。

 

息子の難病の治療法開発を試みる銀行家の父の、実話を元にした物語。熱意と戦略がそろえば誰でも治療法開発に携われる可能性があるんですね。

Follow-up of 89 asymptomatic patients with adrenoleukodystrophy treated with Lorenzo's oil

論文のラストオーサーが父親。

 

 

NYのイタリアンレストランのある一夜が舞台。料理漫画の傑作「バンビ〜ノ!」全巻がこの1本に詰め込まれたような中身の濃さ、事件だらけです。イタリア料理好きにはたまらない数々の料理、ガーリックオイルが恋しくなります。

 

好きな飲み物:


最近はアメリカのマイクロブリュワリーと呼ばれる小規模ビール工房の地ビールにはまっています。

 

サンディエゴにあるBallast Point という醸造所のSculpin (Indian Pale Ale)というとても味が濃くてフルーティな種類のビールがお気に入りです。

 

 

 

リンク

朝日新聞、 「筋肉少なく肥満、高齢者の1割 名大、北海道の323人分析」(平成26年6月3日夕刊)

八雲町での疫学調査を取り上げていただきました。

名古屋テレビ UP! 注目ニュース「サルコペニア肥満」

2013年8月2日に放送された内容です。僕の研究を取り上げていただきました。とてもわかりやすくまとまっています。

 

リハビリテーション栄養・サルコペニア(筋減弱症)

サルコペニアのエビデンスが集積しています。勉強になります。

 

整形外科 論文ナナメ読み (JBJSなどなど)

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