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運動器疾患の基礎知識

運動器(muscloskeletal system)とは、体の動かすことに関わる身体器官の事です。サルコペニアの発生する筋肉はもちろんのこと、骨、関節(軟骨、靭帯、関節包)、末梢神経、脊髄、が運動器にあたります。

 

運動器の疾患を取り扱う専門科は、整形外科やRheumatologyになります。整形外科はもともとは手術治療を中心に行なう外科系診療科の一つでしたが、現代ではサルコペニアの運動療法、慢性疼痛の内服治療、ヒアルロン酸の関節注射、痛風の内服治療、関節リウマチ等に対する免疫治療など医学の発達とともに手術にとどまらない治療法の占める割合が急増しています。そのため、「整形外科」ではなく、「運動器科」と呼ぶむきもあるようです。Rheumatologyは、日本ではリウマチ科や膠原病内科にあたります。関節疾患に限らず、痛風等の代謝異常疾患や自己免疫疾患全般の内科的治療を中心に行なっています。日本のプライマリケアの現場においてはリウマチ科や膠原病内科は専門医の数が少なく、整形外科医が運動器疾患の治療の多くを担っています。

 

世界的な高齢化とともに、運動器疾患は高齢者のQOL(生活の質)を直接悪化させる、重要な病態であると認識され始めています。ここでは、この運動器疾患全般を簡単にまとめました。

 

主には2010年時点、僕が整形外科専門医試験の勉強をした際の一般的な医学水準で記載しています。up-to-dateの至っていない点もあります。ご容赦下さい。

自己紹介

飛田 哲朗 Tetsuro Hida

名古屋市

脊椎外科医の仕事の傍ら、サルコペニアの研究をしています。

 

 

好きなテレビ:

未来世紀ジパング

 

池上彰さんが出る回とか、最高ですね。テレ東経済番組の面白さは安定してます。

 

好きな映画:

アメリカのSF映画。遺伝子エリートと雑草魂の葛藤がたまりません。同じアンドリュー・ニコル監督の「In Time(タイム)」もいいですね。

 

息子の難病の治療法を開発してしまう銀行家の父の、実話を元にした物語。熱意と戦略がそろえば誰でも病気を治せる可能性があるんですね。

Follow-up of 89 asymptomatic patients with adrenoleukodystrophy treated with Lorenzo's oil

論文のラストオーサーが父親。

 

好きな飲み物:


最近は第3のビールの美味しさにおどろいています。

 

 

 

リンク

朝日新聞、 「筋肉少なく肥満、高齢者の1割 名大、北海道の323人分析」(平成26年6月3日夕刊)

八雲町での疫学調査を取り上げていただきました。

名古屋テレビ UP! 注目ニュース「サルコペニア肥満」

2013年8月2日に放送された内容です。僕の研究を取り上げていただきました。とてもわかりやすくまとまっています。

 

リハビリテーション栄養・サルコペニア(筋減弱症)

サルコペニアのエビデンスが集積しています。勉強になります。

 

整形外科 論文ナナメ読み (JBJSなどなど)

JBJSの要約がまめに更新されています。抄読会のネタ探しにぴったりです。

整形外科医のための英語ペラペラ道場

英語論文を書く際の道しるべです。