信頼性の検定 SPSSを用いたKappa値と級内相関係数(ICC)の求め方

検者間信頼性とは、例えばレントゲンによる骨折の診断をした場合、他の医師(他の検者)とどのくらい一致するか、といった診断力の信頼性をみる検定です。

 

検者内信頼性とは、同一検者の反復検査の信頼性をみる検定です。ある程度時間をあけてて同じレントゲンを診た時に、同じ診断にいたるかをみます。

 

検者内・検者間信頼性が低いと、その検査法の信頼性が低いとみなされ、研究デザインそのものの見直しが必要になるため、研究の早めの段階で信頼性の検定を行っておく必要があります。

 

Kappa値

カイ二乗検定で求めることが出来ます。レントゲン診断の骨折有無など、名義変数を対象とした検定です。

サンプル数は、全体の10%で充分だそうです。kが0.81~1.00の間にあればほぼ完全な一致、0.61~0.80の間にあれば実質的に一致している判断します。http://www.mizumot.com/stats/kappa.htm

 

級内相関係数(Intraclass Correlation CoefficientICC)

レントゲンでの角度計測など、順序変数対象とした検定です。

SPSSでは、分析→信頼性分析 をひらきます。統計ボタンをクリックし、「F検定」、「級内相関係数」をチェックします。

 

 級内相関係数が高い時は相関係数も高くなりますが、その逆に相関係数が高いからといって級内相関係数が高くなるとは限りません。 また級内相関係数は、相関係数と同様に-1~1の間の値になります。 そして偶然の一致程度の一致の時は0になり、完全一致の時は1になり、完全に反対で一致する時、つまりデータの間に負の相関があり、一方のデータの大小関係を反対にするともう一方のデータと完全一致する時は-1になります。http://www.snap-tck.com/room04/c01/stat/stat05/stat0504.html

 

 

 

 

 

自己紹介

飛田 哲朗 Tetsuro Hida

現在米国に留学中。

脊椎外科医の仕事の傍ら、サルコペニアの研究をしています。

 

 

好きなテレビ:

未来世紀ジパング

 

池上彰さんが出る回とか、最高ですね。テレ東経済番組の面白さは安定してます。

 

好きな映画:

アメリカのSF映画。遺伝子エリートと雑草魂の葛藤がたまりません。同じアンドリュー・ニコル監督の「In Time(タイム)」もいいですね。

 

息子の難病の治療法を開発してしまう銀行家の父の、実話を元にした物語。熱意と戦略がそろえば誰でも病気を治せる可能性があるんですね。

Follow-up of 89 asymptomatic patients with adrenoleukodystrophy treated with Lorenzo's oil

論文のラストオーサーが父親。

 

好きな飲み物:


最近は第3のビールの美味しさにおどろいています。

 

 

 

リンク

朝日新聞、 「筋肉少なく肥満、高齢者の1割 名大、北海道の323人分析」(平成26年6月3日夕刊)

八雲町での疫学調査を取り上げていただきました。

名古屋テレビ UP! 注目ニュース「サルコペニア肥満」

2013年8月2日に放送された内容です。僕の研究を取り上げていただきました。とてもわかりやすくまとまっています。

 

リハビリテーション栄養・サルコペニア(筋減弱症)

サルコペニアのエビデンスが集積しています。勉強になります。

 

整形外科 論文ナナメ読み (JBJSなどなど)

JBJSの要約がまめに更新されています。抄読会のネタ探しにぴったりです。

整形外科医のための英語ペラペラ道場

英語論文を書く際の道しるべです。