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サルコペニアと糖尿病 sarcopenia and diabetes mellitus

サルコペニアと糖尿病なんて、関係あるの?ってお思いでしょうが、おおありです。

筋肉は、身体の運動を行うのみならず、実は、体の糖代謝の大半を占める臓器です。筋肉が減ることにより、インスリン感受性の悪化が起き、糖尿病のリスクになるという論文を2つほど紹介します。

一つは、日本の文献。 早稲田大学時代の真田先生の論文です。もひとつは、一時期オープンアクセスでIF4点台を叩き出し話題になった、PLoS ONEの文献です。これらの論文中で、サルコペニアとHbA1C上昇、耐糖能低下の関連を報告しています。

 

真田先生の論文のさらに重要な点は、初めてサルコペニアの診断基準となる筋量の値を示したことです。Baumgartnerの基準に従い、18歳から40歳の健常な日本人男女529名の平均値の-2SDから算出された値を基に,補正四肢筋量ASMI(appendicular skeletal mass index)が女性で5.46kg/m2以下,男性で6.87kg/m2以下をサルコペニアありとしています。

 

サルコペニア肥満がより糖尿病の危険を高めるとする報告もあります。

 

2013-08-01

自己紹介

飛田 哲朗 Tetsuro Hida

現在米国に留学中。

脊椎外科医の仕事の傍ら、サルコペニアの研究をしています。

 

 

好きなテレビ:

未来世紀ジパング

 

池上彰さんが出る回とか、最高ですね。テレ東経済番組の面白さは安定してます。

 

好きな映画:

アメリカのSF映画。遺伝子エリートと雑草魂の葛藤がたまりません。同じアンドリュー・ニコル監督の「In Time(タイム)」もいいですね。

 

息子の難病の治療法を開発してしまう銀行家の父の、実話を元にした物語。熱意と戦略がそろえば誰でも病気を治せる可能性があるんですね。

Follow-up of 89 asymptomatic patients with adrenoleukodystrophy treated with Lorenzo's oil

論文のラストオーサーが父親。

 

好きな飲み物:


最近は第3のビールの美味しさにおどろいています。

 

 

 

リンク

朝日新聞、 「筋肉少なく肥満、高齢者の1割 名大、北海道の323人分析」(平成26年6月3日夕刊)

八雲町での疫学調査を取り上げていただきました。

名古屋テレビ UP! 注目ニュース「サルコペニア肥満」

2013年8月2日に放送された内容です。僕の研究を取り上げていただきました。とてもわかりやすくまとまっています。

 

リハビリテーション栄養・サルコペニア(筋減弱症)

サルコペニアのエビデンスが集積しています。勉強になります。

 

整形外科 論文ナナメ読み (JBJSなどなど)

JBJSの要約がまめに更新されています。抄読会のネタ探しにぴったりです。

整形外科医のための英語ペラペラ道場

英語論文を書く際の道しるべです。